緑茶染め製品開発・販売

STCプロジェクト

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STCプロジェクトはじめました

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S=静岡
T=お茶
C=カテキン
それぞれの頭文字をとってSTCプロジェクトと名付けました。

静岡県は日本一の茶生産地ですが、近年、茶価の低迷や後継者不足、加えて高齢化により離農する生産者は増加の一途、また、離農が原因で放任茶園も増えて、野生動物の住処になったり、病害虫が発生したり、それが原因で健全に運営されている茶畑にも影響が出ているという深刻な現実があります。

カテキンはお茶に含まれる抗酸化作用を有するポリフェノール種の総称であり、健康志向の高い昨今では、そのカテキンが含まれている緑茶飲料が身体によい事は十分に認知されています。
緑茶が身体に良い飲料であると皆知っていても、茶葉(リーフ)からお茶を淹れるという行為ではなく、ペットボトル飲料が緑茶という若い世代も増えていて、家に急須がないという家庭も多くなっているそうです。それが逆に茶産地のリーフ茶の需要低下につながっています。 茶葉からカテキンという特定の成分を抽出して健康食品や工業的に使用されていますが、海外生産の茶葉を使って精製されているところがほとんどです。
今回、静岡県のお茶を工業的に有効活用することで、静岡県の茶業振興の一翼を担いたいという思いから、静岡県内の企業が中心となって、STCプロジェクトを立ち上げました。

STC商品モニターへのご協力ありがとうございました

現在まで沢山のご応募&ご意見をありがとうございます。アンケートは1月末まで受けつけていますので、まだの方はご協力お願いします。商品実現化に向けて、貴重な意見の数々を参考にこれからも活動してまいります。これまでの掲載記事や今後の活動はSTCプロジェクトHPをご覧ください。

耐久性が高く高品質なエシカルレザーに抗菌・消臭機能が加わった

汚れや傷に強くて軽く、手触りも見た目も本革に勝るとも劣らないエシカルレザーが、『共和レザー株式会社』の『Sobagni(ソバニ)』。これに『STCプロジェクト』の静岡茶カテキンを加えることで、抗菌・消臭機能が加わった。
これらの機能があって嬉しいものは何? と、第1弾として登場したのがスリッパ。カテキンを加工したレザーを中敷部分に使用し、気になるニオイやバイキンを気にすることなく清潔を保てる。バッグの持ち手やベビーカーのハンドルなどに巻いて使うハンドルカバーや、マザーズバッグなども近々登場する予定。

【STCプロジェクトメンバー】セラミックス技術で実現したハイブリッドカテキン

炊飯器の内釡から、種子島のロケット発射台の台座まで、様々な分野にセラミックス技術の提供・開発をしている『株式会社セラフト』は、『STCプロジェクト』にとってもなくてはならない存在。
 「緑茶カテキンをセラミックスと融合させたハイブリッドカテキン(『株式会社エルブ』特許技術)を25年前に完成させたのですが、今回は静岡茶のハイブリッドカテキンを液体状にしたことで(『STCプロジェクト』特許技術)、それまで難しかった繊維や合成皮革などにも加工できるようになりました」。こうして抗菌・消臭作用のある『STCプロジェクト』商品が誕生したのだ。

【STCプロジェクトメンバー】合皮のイメージを覆すエシカルレザー『Sobagni(ソバニ)』

 『共和レザー株式会社』の自動車内装用合成皮革は丈夫で経年変化に強く、本革のような風合いで軽量。この特性を身近な商品に生かしたエシカルレ ザーブランドが『Sobagni(ソバニ)』。 
「エシカルレザーの表面処理の工程でSTCのカテキンを混ぜ込んでいるため、触っているうちにカテキンの抗菌・消臭作用がなくなってしまうということがありません。その機能を実感してもらうために作ったのが、シールタイプのシート、バッグなどにぶら下げるチャーム、コースターの3種類。モニターの皆様にはこのいずれかをお届けしています。これからいろいろな商品を展開していきますのでご期待ください」。

【STCプロジェクトメンバー】静岡茶の新しい魅力を形にするアイディアマン

静岡茶の新しい価値を見い出して需要につなげるために支援する静岡県のプロジェクト『ChaOI(チャオイ)プロジェクト』。
九島さんは、様々な業種をマッチングさせ、実用化に向けてアイディアを提供したりアドバイスをしている。
「お茶商品というと飲食品や美容関係ですが、『STCプロジェクト』はお茶のカテキンの抗菌作用を生かすという新しい発想。お茶を見直すとてもいいアイディアなので、私も力が入っています」。
飲料メーカーで企画開発・販売に携わっていた経験と人脈で「STCプロジェクト』を支える欠かせない伴走者なのだ。

【STCプロジェクトメンバー】茶農家生まれの月刊『茶』編集長

月刊『茶』は静岡県茶業会議所が発行する茶の専門誌。70年を超える歴史があるこの雑誌で、長きにわたって編集長を務めているのが中小路さん。 浜松市天竜区春野町の茶農家に生まれ、国内の無農薬・有機栽培茶を海外に輸出する『有限会社エバーグリーン』も経営。生産から加工、流通をはじめ、その歴史や文化まで、お茶に関するすべてに精通している茶のエキスパートなのだ。
 「茶業界をグローバルな視点でずっと見てきたので、先行きを案じています。お茶のカテキンを飲食物以外のものに活用するという『STCプロジェクト』の取り組みは、大きな起爆剤になるはずです」。

【STCプロジェクトメンバー】静岡茶からカテキンを抽出して分析する

ものづくりを行う県内の企業を様々な技術でバックアップする『静岡県工業技術研究所』、通称・工技研。製品や原材料などの試験・分析・測定もそのひとつで、『STCプロジェクト』で使用するカテキンを抽出・分析しているのが袴田さん。
 「一口にカテキンと言っても8種類あるんです。それぞれのカテキンがどのくらい含まれているのかを調べているのですが、熱湯とぬるま湯など抽出方法の違いや、茶葉の収穫時期によっての違いなど、2年をかけて細かく分析していきます」と、お茶(カテキン)の性能を分析することで、飲むためではなく工業的に使うために最適なお茶を探っているのだ。

【STCプロジェクトメンバー】山あいの俵峰でおいしいお茶を作り続ける

標高500mの山間地・静岡市の俵峰。山に囲まれたすり鉢状のこの場所は霧が発生しやすいことから、ちょうど良い具合に日光がさえぎられて渋みと甘味のバランスの取れたおいしいお茶ができる。
ここで3代に渡ってお茶を作っているのが杉山喜太郎さん。「息子が後を継いだので、一緒に安全で健康的なお茶づくりに取り組んでいます。けれ ど、俵峰では離農する人が多く、放棄茶園が増えました。高齢化や経費高騰が原因です。おいしいお茶ができる土地なので、茶葉の工業利用という『STCプロジェクト』の取り組みを広げて、茶農家を取り巻く環境を好転させたいですね」。

【STCプロジェクトメンバー】緑茶の旨味成分テアニン研究の第一人者

『STCプロジェクト』研究部門アドバイザーが横越英彦名誉教授。日本を代表する栄養学者で、抗ストレス作用で知られるGABAを始め、主に食品と脳の働きに関する研究が専門。
「お茶に関して言えば、旨味成分のテアニンにリラックス作用があることがわかっています。テアニンは、血液脳関門を突破して脳に運搬される数少ない成分なんですよ。ただ、お茶を飲んでほっとする理由はそれだけではない。お茶にはいろんな成分が含まれていますし、香りや色も影響しているでしょう。『STCプロジェクト』はお茶の成分を有効活用する興味深い事業。静岡県の茶業振興に役立つことでしょう」。

天然成分で抗菌・消臭STCプロジェクト第1弾「静岡カテキンタオル」

ふんわりとしたタオルにカテキン効果が加わった、抗菌・消臭効果のある静岡カテキンタオルは、磐田『加藤タオル』の綿100%タオルに静岡茶カテキンを加工したもの。
カテキン水と反応染料を独自ブレンドして染め上げたグリーンに、富士山と茶畑をデザインしたSTCプロジェクトのロゴマークの刺繍がポイントです。2月号でご紹介した『高柳ウィービング』が企画しました。
モニターの皆様には、ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルのいずれかをお届けします。どれが届くのかはお楽しみに!

【STCプロジェクトメンバー】遠州織物と静岡茶カテキンで様々な商品を開発中

静岡茶の振興を担うSTCプロジェクトのいとへん(繊維業)担当が『高柳ウィービング』。遠州織物の隆盛期を支えた織物職人の先代が1972年に創業し、現在は2代目の悦夫社長と娘の琴乃さんがきりもり。「遠州織物は海外の高級ブランドからも評価されるほど高品質。その技術を廃れさせることなく伝承するのが使命だと思っています。消臭・抗菌力のある静岡茶カテキンを加工した生地で、どんな商品ができるのかとワクワクします。幅広の布が織れる貴重な織機もあるのでシーツもいいですね。いつかは静岡の魅力が詰まったSTCシャツを作って県知事に着ていただきたいです(笑)」。

静岡県産茶葉のカテキンの力で抗菌・消臭

茶葉に含まれているカテキンにはさまざまな効果があります。なかでも抗菌・消臭効果に注目して誕生したのが『STC』の商品です。  タオルやエシカルレザーといった素材に、独自技術を用いて緑茶から抽出したカテキンを配合。その素材から作られた製品には、抗菌・消臭効果があることも検証済みです。
静岡県の茶業振興のために誕生した『STCプロジェクト』の製品に使用する茶葉・カテキンはすべて静岡県産。安心してお使いください。

ChaOIプロジェクト推進事業実施中(令和4年度)

静岡県経済産業部お茶振興課の補助事業『令和4年度ChaOIプロジェクト推進事業費補助金』に新商品開発支援事業で採択され、遂行中です。(ちゃおいぷろじぇくと)

緑茶(カテキン)の作用

緑茶は、お茶の渋味成分であるカテキン、苦味成分のカフェイン、うまみ成分のテアニン、ビタミン類、サポニン、フッ素、γ-アミノ酪酸(通称:GABA)、ミネラル、クロロフィルなど、身体に有用な成分が沢山含まれている飲料です。
その中のカテキンには、血中コレステロールの低下・体脂肪低下作用・がん予防・抗酸化作用・虫歯予防・抗菌作用・抗インフルエンザ作用・血圧上昇抑制作用・血糖上昇抑制作用・消臭作用(口臭予防)など、様々な効果のある事が知られています。お茶を飲んでほっと一息つく、そのような時間には、身体にも文字通り有用なのです。

工業的に使う場合は、抗菌作用、消臭作用などを付与できるので、静岡カテキンを使った商品には、そのような効果が期待できます。

 

『浜松百撰』でプロジェクト紹介と商品モニター募集企画(2023年)

2023年1月号~12月号の間、浜松の歴史あるタウン誌である『浜松百撰』で取り上げて頂き、STCプロジェクト事業を通じて、色々な商品に使われる静岡カテキンのプロジェクト企画を紹介し、商品や開発秘話などを紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに。
併せて商品モニターを募集します。 下記のメールフォームよりご応募ください。 随時募集していますが、お一人様1回でお願いいたします。

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    STCプロジェクトについてのお問い合わせは、下記までどうぞ

    緑茶染め製品開発・販売|株式会社エルブ|静岡県浜松市 TEL 053-456-8215 営業時間 AM9:00〜PM6:00 定休日 土・日・祝日

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